人間にはおそよ1000兆個もの腸内細菌がいます。
1000兆円ものお金があれば嬉しいのかもしれませんが、
健康あっての事です。
菌が居てくれる方が嬉しいですよね〜w
昨年末、約2ヶ月程かけて腸内細菌やら乳酸菌の事を調べてまとめた
自作ミニ論文(と言っても3000文字程度ですけどねw)のようなものがあったのでここに載せておこうかと思います。
以下、ご笑読の程m(_ _)m
腸を知ると元気がみえてくる!
酵素と植物性乳酸菌をオススメで比較!!
酵素も植物性乳酸菌もサプリの種類が沢山あるので迷っちゃいますよね。
なのでオススメをピックアップしました。腸を知ると元気がみえてくる!
キーワード:乳酸菌、酵素、腸内フローラ、プロバイオティクス、プレバイオティクス、健康、アンチエイジング、美肌、便秘、サプリ
植物性乳酸菌とは
植物性乳酸菌とは、植物の中に含まれるブドウ糖、果糖、ショ糖、麦芽糖など元にを代謝し乳酸を生成する細菌類の総称です。植物由来の食べ物、野菜(漬物)、豆(味噌や納豆など)、米(酒や麹など)などの発酵食品に多く含まれています。
@動物性乳酸菌との違い
多くの人が乳酸菌と聞いて思い浮かべるのが、牛乳などの乳糖を代謝し乳酸を生成する
動物性乳酸菌ですが、牛乳などのミルクは完全栄養食と言われるくらい菌が生息するに
は最適な環境です。しかし、動物性乳酸菌は体内に入っても胃酸や胆汁などにより死滅
してしまい生きたまま腸には届かないと言われています。
一方、植物性乳酸菌は乳に比べ栄養価の少ない過酷な環境下(高濃度の酸、塩分や
タンニン系化合物が含まれ生育を阻むもの)で生息しています。
このような厳しい環境に耐えることが出来る耐性をもった菌だからこそ、人間の体内に
入った際に、胃酸や胆汁で死滅することなく生きたまま腸まで届くと言われています。
(なんと、動物性乳酸菌の10倍の腸内生存率を誇ります)
日本人は欧米人よりも腸が長いとされていますが、これは食文化の違いが大きな要因です
米をはじめ穀類や野菜が中心の和食は消化にも時間がかかり、これらを分解し栄養と
して吸収するには腸内の乳酸菌を始めとする細菌類の力が必要になってきます。
腸内細菌は人の健康に深く関わると言われています。人の腸内には、数千種、千兆
個に及ぶ細菌が棲息しており、それらが協調あるいは競合しながら生態系コミュニティ
を形成して日々の我々の生活を支えているのです。
@生きたまま腸まで届く乳酸菌がプロバイオティクス!
プロバイオティクスとは、外から摂取して腸内フローラ(腸内環境)のバランスを改善し、乳酸や酢酸ビタミンB群、ビタミンKなどの体に必要な成分を生成する微生物又はそれらを含む製品や食品のこと。その代表格が植物性乳酸菌なのです。
乳酸菌といっても多種多様。代表的なものはラクトパチルス菌(植物性乳酸菌類含む)、
ビフィズス菌、コッカス菌(植物性乳酸菌類含む)、ラブレ菌
などがあります。それぞれがもつ機能性と特徴を生かした摂取が望ましいとされています。
@植物性乳酸菌の種類
ラクトパチルス・プランタム:胃酸や胆汁酸などの消化酵素に強く小腸に多く在駐し整腸作用、悪玉菌の増殖を抑える働きがあります。ぬか漬け、しば漬け、キムチ、ザワークラウト、サワーブレッドなどに含まれ、美味しい酸っぱい酸味を生成します。
ラクトパチルス・プレビス:胃酸や胆汁酸などの消化酵素に強く小腸に多く在駐し整腸作用、悪玉菌の増殖を抑える働きがあります。漬物、キムチなどの独特な風味のよい香りを生成します。
テトラジェノコッカス・ハロフィルス:耐塩性があります。免疫を高める効果に優れており、死菌になっても効果を発揮する。
ペディオコッカス・ペントセサウス:耐酸性、耐塩性があります。免疫を高める効果に優れており、死菌になっても効果を発揮する。
ラブレ菌:有機酸(乳酸や
酪酸)を産生し腸内環境を整える整腸作用がある。すぐき漬けという京都古来の漬け物から見つかった菌。
@腸内は勢力争いで日々が戦い!
腸内細菌は善玉菌と悪玉菌と
日和見菌に分類出来ます。
個人差はあるものの、それぞれの割合は善玉菌20%悪玉菌10%
日和見菌70%が理想的です。
善玉菌が優勢な場合には善玉菌の手助けをしますし、悪玉菌が優勢な場合には悪玉菌の手助けをします。
時々、
日和見感染などという病名を目にしますが、健康体であれば何ら問題の無い常駐菌が異常に増殖することで
病気を引き起こすことです。よく知られているAIDSも
日和見感染による代表的な免疫疾患です。
悪玉菌が増える>>>腸内環境の悪化>>>体に症状となって現れる。
第一段階は便秘!
肌荒れ、体臭が強くなる、
冷え性、肥満など様々な症状となって現れます。
腸内環境の悪化を招く現代の生活習慣は様々な毒素によって危険にさらされています。
腸内環境の悪化は、体内で解毒を行う重要な器官でもある肝臓により多くの負担がかかり解毒
酵素の不足により病気になりやすくなります。
小腸よりも大腸により多くの腸内細菌が生息しています。
多くの腸内細菌は酸素を嫌うからです。
口からもっとも遠い大腸は酸素含有率が低くなるため。善玉菌も多いが悪玉菌も多くなる可能性が高い器官でもあります。
近年増加傾向にある腸の疾患は大腸に原因があることが指摘されています。
代表的な症例は、
これら以外にも、
アトピー、花粉症、アレルギー、
うつ病や
自閉症にいたるまで様々な病気が腸内細菌が関係していると言われています。
言い換えれば、腸内環境の善玉菌と悪玉菌のバランス、腸内
酵素のバランスをうまく取ることによって病気を未然に防ぐことが可能となります。
@体外から摂取する乳酸菌は3日で居なくなる?
健康を保つために乳酸菌は取りたいものですが、外から摂取した乳酸菌は腸内にずうっと留まるわけではありません。大体2〜3日で便と一緒に体外へ排出されます。腸内細菌の総量(約1.5kg)は一定なので、善玉菌の割合を増やすという効果は期待出来ますが継続することが大切です。
@植物性乳酸菌を取ろう!
サプリで手軽に
人気実力ともにNo.1でしょう。
@常駐している善玉菌を応援!プレバイオティクスのススメ
プロバイオティクスの効果が2〜3日ということを考えると、もともと腸内に棲み着いている善玉菌を増やすことが大切だということが分かってきます。この善玉菌を増やし元気にさせる成分ということをプレバイオティクスといいます。(注:プレバイオティクスは菌ではなく善玉菌を元気にさせる為のエサです)
食物繊維、
オリゴ糖、オメガ3系脂肪酸などがプレバイオティクスとして効果が期待できますが、これだけでは最適な改善にはなりません。乳酸菌をはじめとする腸内細菌達も人間と同じように
アミノ酸やビタミン、ミネラルなど多種多様な栄養素を必要としています。これらを効率よく摂取出来る理想的な食品が日本古来からある伝統的な植物性乳酸菌による発酵食品です。
ここ数年
酵素ダイエットなどの流行で
酵素に注目が集まっていますが、体外から摂取した
酵素は体内で使われることはありません。
実は体内の
酵素は腸内細菌達がせっせと働き産生しているのです!腸内細菌の数だけ色んな
酵素があると思ってください。
代表的な
酵素は消化
酵素、代謝
酵素、解毒
酵素など人間が生活を営む上で何種類もの
酵素が体内で使われています。
これらの
酵素は、栄養素の合成(短鎖脂肪酸、ビタミン類、
葉酸などの生成)、免疫作用、病原性
大腸菌からの防御、
生活習慣病の予防、アレルギーの予防、肥満の予防、整腸作用、精神の安定(ストレスの緩和)など多様な働きがあります。
よって、腸内細菌が元気になるプレバイオティクス(善玉菌の大好物なエサ)をより良い形で摂取することが大切になります。
@ズバリ!善玉菌の大好物はこれ!!
サプリなどで手軽に摂取しようとするなら
バランスよく美味しい発酵食品なら美味しく無理なく取れます。
僕は間違いなくキムチをおすすめします!
自分で作りたいところですが... ホンモノを作ろうとすると時間がかかりますw
個人的におすすめはこちら
味わい!発酵度合!!ホンモノです。
乳酸菌が生きているので熟成させると更に美味しくなります。
自分でその他の具材を足す事でカスタマイズも出来ますよ〜
@時間のある人は自家製に挑戦!
玄米乳酸菌: 玄米:1合(180ml) あら塩:小さじ1杯強×4(約20g=培養液の1%)
黒糖:大さじ1杯強×4(約60g=培養液の3%) 水:2リットル
米とぎ汁乳酸菌
自家製味噌
自家製醤油
自家製甘酒
お気に入りの有機玄米から作る
酵素玄米がおすすめです!
自宅でも食べてますが、美味しい!しかも効果があるような気がしますw
まとめ記事もあるよ♪
@関連商品
蓬龍宝(ホウロンポウ)
あらびき茶