世界のインフラが変わる次世代の超高速交通システム"HYPERLOOP(ハイパーループ)"
今年初めのブログですね。
本年もよろしくお願いします!
さて、一昨年末に書いたブログでは格言通りに
相場などの変動を表す言葉で、
"申酉さわぐ"を題材に書きましたが、
昨年末より株価が高騰し始めましたね(^^)
国内、年初の大発会でも高値をつけての幸先の良いスタートとなってます。
これにより日経平均も25000円を目指す流れに。
何よりも米国大統領選で勝ったトランプ氏に期待する雰囲気が世界全体に広がっていることが大きいですね。
今まで、戦争や紛争で一部の軍産複合体だけが儲けてきた結果
米国内では貧困層が激増し、国内経済は悪化の一途を辿っていましたから
トランプ氏が打ち出した"アメリカ・ファースト"は自国の経済を最優先にもう一度立て直すという事であり、歴史上最大規模とも言われる大改造計画に乗り出すことは世界経済全体にとっても好影響を与えるという期待感があるのだと思います。
もう、よその国に構っている余裕はない!
他国の政権転覆も画策しないし、
武力行使で火種を作らない と公言した訳ですから
本気で国内経済を立て直す意思があるのだと感じますね。
中でも国内のインフラを最先端のものに変えるというのは命題のようで
旅客・物流に関して新しい技術を取り入れての改造となりそうです。
注目なのがこれ
Hyperloop(ハイパーループ)
あのテスラ社の大富豪のイーロン・マスク氏が2013年に構想を打ち立て世界中に売り込んでいるという音速を超える交通システムです。
時速1200キロ「ハイパーループ」実現へ前進! | 先端科学・研究開発 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
社会問題も解決する「ハイパーループ」構想の全貌 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
時速1200kmで走る「ハイパーループ構想」が一歩前進、その仕組みは磁石を特殊な「ハルバック配列」に並べて浮上することにアリ - GIGAZINE
すでに実用に向けての実験段階のようで、数年以内には実現出来る見込みがあるようです。(2019年にカリフォルニアにて開通予定)
時を同じくして、ロシアでもHyperloopの導入が昨年末より検討段階に入っているようですね。
ロシアにハイパーループ、音速トラベルを世界で初めて実現できるか?
日本では数十年前より研究され、ようやっと実用化の目処がたったリニアモーターカーですが、これの約2倍の速度を誇ります。
なんともはや、ようやっと実用化にこぎ着けたリニアモーターカーが時代遅れの産物になるのは目に見えています...(--;;)
ハイパーループの初期投資はある程度デカいものになるとは思いますが、
従来の高速鉄道に比べれば1/10程度に抑えられるとのこと。
特に目を見張るのは運用コストがはるかに低いのがメリットです。
1人当りの輸送エネルギーが自転車並み
という高効率はとても魅力的です。
超高速で乗車代が安い!となる可能性が十分にありますw
米国とロシアがハイパーループ建設計画で沸き、次世代の高速流通システムが完成するとなるとまたもや日本の技術がガラパゴス状態に。
ずいぶんと多額の費用をかけてきたリニアモーターカーですが、思い切って世界の潮流に乗った方が経済効果が大きいような気がしますが、こんな事を思うのは僕だけでしょうか?
日本にも是非ハイパーループを導入してもらいたいものです!
因みに、このハイパーループのアイディアは日本人がすでに何十年も前に考えていたものでした。
漫画家でイラストレーターの故・小松崎茂さんと当時の国鉄です。
いいところに目を付けているんだけどね〜 残念。。