羊 飯

Hops125というお店をやっているグロさんの羊飯ブログです。大好きなひつじ肉やビール、ワインの事も書きますが、飲食人ブロガーとして日々の雑感、健康、乳酸菌などの情報を載せていきます。個人的にはブログは必須だと思ってます。ブログを運営し自分がありたい未来を描きたいですね(^^)

奈良吉野への旅。 山の大切さ、自然の循環の大切さを大いに実感!改めて本当の大切さを思い知る。

先月、大阪で循環型ビジネスをやっているY氏にお誘いを受けて

初めて奈良の吉野山に行きました。

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そこは原生林ではなく、山守さんが管理している山林でした。
人間が手を入れる事で山の健康が守られるという事を現場で見れた事は非常によい経験となりました。
 
 
以前にも記事にしましたが、
全ては循環によって結ばれている地球の営みが作り出す自然のシステムです。
山が荒廃すれば河川が汚染され海にもその影響が出ると言われています。
山の健康は放置ではだめだということですね。
特に人間が生活圏としているエリアに隣接する山々は人間の生活環境に大きく影響を受けています。宅地化が進むことで山々が削られそこに住んでた野生動物たちがよそへ追いやられる、そこで生態系のバランスが崩れ、せっかく、植林した山の若木が食い荒らされる事も多いのだとか。

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山を手入れすることはただ植林することだけではなく、その山の生態系を守るということなのです。
 
昔だったら増えすぎた野生動物はマタギが狩りをすることで、ある一定量を保つことが出来ていましたが、今はそのマタギもほとんど居なくなり野生動物による林業への被害や農作物への被害が増えています。
 
山を守るということの大切さを深く感じ取れたことは大きな気付きにもなりました。
 
吉野の山を守る山守さん
 
僕の実家は石川県の金沢ですが、海の幸が美味しいことで有名な観光地です。
しかし、山を放置し荒廃させてしまえばその影響は海にも及び、美味しい海の幸が取れなくなってしまうことが起こり得ます。
また吉野へ足を運び、山守さんたちのお話をもっと深く知りたいですし、
僕達にもお手伝いできる事をやっていきたいと思いました。
 
 
因みに、緑地化と二酸化炭素排出量が大きく関係しているという記事を見つけました。
僕らの山を守る!という考え方とも関連する内容なので、とても参考になると思いました。
 
 
以下に一部引用したいと思います。
 

二酸化炭素の増加により地球の緑化が進んでいることが判明(NASA研究)

 
 
さて5月4日はみどりの日だったわけだが、人工衛星を利用して地球表面の植生を調査した結果、過去35年間で、植物によって覆われている面積が拡大していることが明らかになったそうだ。主な要因は二酸化炭素濃度の上昇で、新しく緑が増えた面積はアメリカ合衆国の面積にも匹敵するという。

  NASA地球観測衛星アクアに搭載されたMODIS(中分解イメージングスペクトロメーター)やNOAA(アメリカ海洋大気庁)の AVHRR(改良型高分解能放射計)などから収集したデータからは、観測された緑化効果の70%は二酸化炭素の増加によって説明できることが判明している。
 
 
 

大気中のCO2量が観測史上初めて400ppmを突破(米NOAA調べ)

 
ハワイ・マウナロア観測所で9日、大気中の二酸化炭素濃度が1958年の観測開始から初めて400ppmを超えたことが、海洋大気局の監視センター(NOAA)のデータで明らかとなった。NOAAがインターネット上で公表したデータによると、太平洋上の日間平均CO2量は、5月9日に400.03ppmを記録。また、米サンディエゴのスクリップス海洋研究所は、400.08ppmのCO2量を観測したそうだ。
 
 

結局地球は温暖化なのか?寒冷化なのか?

 
地球はミニ氷河期に突入するとか、温暖化が加速しているとか、まるで正反対のような発表が相次いているのはご存じのことと思う。どちらが正しくて、どちらが正しくないというわけでもなさそうだ。
 
CO2が増えているのは確実だという。1945年頃までは300ppmだったCO2濃度は戦後になって急増し、2000年には390ppmを記録している。気温の上昇も事実だ。地球温暖化への警鐘を鳴らし続け、2007年にノーベル平和賞を受賞したIPCC気候変動に関する政府間パネル)」という巨大機関が発表した北半球の平均気温グラフを見てみると、確かに1000年前から気温は上がり続けている。
 
 

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 そしてまた、IPCCは、過去1000年の気温変化に、「人間のCo2排出量」の影響を加えて「2100年までの平均気温」をはじき出し、「最低で1度、最大で6度の上昇」と予測したグラフを作成した。現在の「地球温暖化」論の元ネタが、このグラフなのだ。

世界全域気温変動予測(1990年を基準とした上昇分)

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 しかし、アジア各国で自然災害を調査してきた長崎大学の小川進教授(工学、農学)は、このグラフの正当性を疑う。

 「このグラフは1000年前をスタートにしていますが、数万年もさかのぼれば、この数十年間の気温の上昇線より急角度の変動は、何回も現れるんですね。だから、現在の地球温暖化の原因が、人間のCO2排出のため“だけ”といえるのかは疑問です。ちなみに私はタイなどで『地球温暖化が原因』といわれた水害を調査してきましたが、それらの最大の原因は、水利施設の不備や、大工場の乱立による局地的温暖化だったりしたんですよ」

 確かに40万年前までさかのぼった気温変動のグラフを見れば、人間に関係なく現在よりずっと暖かな時期が、地球上には何度も存在している。さらに、20世紀における気温とCO2排出量の変化を並べてみると、人間が化石燃料をガンガン燃やしだす1946年以前から、すでに地球の温暖化は始まっていたことがわかる。


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 そう考えると、地球の温暖化が原因とされる多くの問題も、数々の疑念があがる。例えば、ここ数年の都市部で起きている猛暑。しかし、これは「ヒートアイランド現象」の性格が強く、地球全体の温暖化とは別モノとして考えるべき話だ。
 
この35年間に増えたとされるアメリカ合衆国の面積に相当する緑化が及ぼす二酸化炭素吸収量は
 
ざっと、378万トン
二酸化炭素固定量)
 
この数値は僕の計算によるものですがw
 
こちらの日本植物生理学会の記事よりデータを参照しています。
“植物による二酸化炭素(CO2)の固定量(光合成量)は、固定した量から、植物体の成長、維持のために光合成産物を消費した量を差し引いた純固定量が、地球環境への影響などを評価するために用いられています。温帯常緑森林、温帯落葉森林、(自然の)温帯草原、農耕地での二酸化炭素純固定量の(地球全体での)平均値は、年間1平方メートル当り、それぞれ0.53, 0.50, 0.23, 0.28 kg 炭素と見積もられています(Whittakerら)。“
 
この4つの数値を平均化して算出したのが上記の378万トンです。
 
人為的に放出される二酸化炭素の総量は約100億トンと言われていますので、中国のゴビ砂漠を緑地化してもせいぜい300万トン程度でしょうから、全ての二酸化炭素を固定は出来ないので余剰分の二酸化炭素は自然に増える植物の生育に使われるでしょう。
 
 
因みに、日本人で中国のゴビ砂漠を緑地化しようとしている人がいる!
飯山一郎がその人だ(^^)

http://grnba.com/iiyama/more22.html#ws04261

http://grnba.com/iiyama/more90.html

つい数ヶ月前、飯山一郎が自身の発明した装置”グルンバ"を持ち込み

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*このグルンバは甲府で稼働してます♪

汚泥処理施設に導入し中国全土へ広める準備が整っている!

これは実際にやれる現実味を帯びてきている。
実際に何箇所かで稼働しはじめ、あとは中国政府のGoサイン!だけだろう...
 
 
奈良吉野での山守さんの存在といい、
僕らはこのバランスの中で生きている訳ですから
決して地球の邪魔者ではないということですよ!(^^)v